ぎっくり腰

症状別お悩みぎっくり腰Acute Lower Back Strain

日常のケアでぎっくり腰予防、
いつまでも元気に!

ぎっくり腰治療

ぎっくり腰とは、不自然な姿勢や急な動作などにより腰椎が瞬間的にずれてしまい、腰の筋肉が負荷に耐え切れずに炎症を起こしてしまう腰痛で、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。

ぎっくり腰はいわば「腰の捻挫」であり、急に起こるケースがほとんどです。大抵は怪我として扱われ、痛みが発症してから2週間以内の場合、健康保険が適用されます。

ぎっくり腰の症状として多いものは、何かのタイミングで腰や背中に痛みを感じてしまい動くことができなくなってしまうことです。座ることはもちろん、体を横にすると起き上がることや寝返りをうつことも難しくなります。
また自力で服を着替えることやトイレに行くことすらも難しくなり、日常生活にも支障が出てしまうことで辛い思いをされてしまう方も多くいらっしゃいます。

ぎっくり腰の原因と予防

ぎっくり腰は、重い荷物を持ち上げた時にギクっとなるイメージが大きいと思いますが、それ以外にも、ゴミを拾おうとして前屈みになる、くしゃみをする、階段を上がるなど、ちょっとした動作で発症することもあります。
主な原因としては、

  • 長時間の立ち仕事や中腰などの不自然な体勢
  • 姿勢の悪さ
  • 筋肉疲労
  • 運動不足
  • 体の冷え
  • 肥満
  • 体のかたさ
  • 古傷
  • ストレス

などがあげられます。中でも、筋肉疲労や背骨のゆがみが蓄積することで起こりやすいとされています。そこに、上記のような動作が引き金となって発症するケースが大半ですが、中には椎間板ヘルニアや、腰部椎間関節症など、もともと腰の病気があり、特に無理な動作をしたわけではないのに急に発症するケースもあります。

ぎっくり腰の一番の予防法は、腰に負担をかけていた生活習慣に気づき、それを改めることです。
予防や再発防止のためには、以下のようなことに配慮しましょう。

  • 重いものを持ち上げる際は、膝を伸ばさずきちんとしゃがんでから持ち上げる
  • 前屈みや中腰の姿勢など、腰に負担がかかる動作をする際は十分に注意する
  • 腰痛体操やウォーキングなどの適度な運動をとり入れ腹筋や背筋の筋力をアップする
  • 普段から姿勢に気をつける
  • 持病がある場合はコルセットなどを着用する
  • 食事や運動による肥満や冷えの予防・解消を心がける
  • ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐす

痛みがなくなっても、以前と同じように腰に負担のかかる行動や姿勢をとってしまうと再発する可能性が高くなります。 そのため、日々の生活にストレッチや運動などを取り入れたり、定期的に当院などの整骨院・接骨院などで体のケアを行うこともおススメです。

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